クレイジー・ダイヤモンドとは、「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部の主人公・東方仗助のスタンド。
この記事では、このスタンド名がタイトルに入っているジョジョのスピンオフ小説「クレイジーダイヤモンドの悪霊的失恋」の簡単なあらすじや感想を私なりにまとめています。
ちなみに「無限の王」の記事でも紹介していますが、わたしのジョジョに関する知識は以下のような感じです。
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
「クレイジーダイヤモンドの悪霊的失恋」の簡単なあらすじ
行方不明になったオウムを探すため、日本に降り立ったボインゴとホル・ホース。
ボインゴは日本にやって来るなり、未来が予知できる大事な本を失くして途方に暮れてしまいます。
一方、ひょんなことから東方仗助と出会ったホル・ホースは、彼に調子を狂わされながらも共に行動することになり…。
そんな中、花京院涼子も慕っていた従兄・典明の死を解明するべく日本を訪れていました。
そして彼女と仗助たちが顔を合わせた時、物語の軸となるストーリーが動き始めます。
「クレイジーダイヤモンドの悪霊的失恋」を読んで
全体的な感想
ホル・ホースが主体になっている作品だと思っていたのですが、思いのほか他の登場人物も活躍していて楽しめた一冊でした。
4部の主人公・仗助に加えて彼の家族(母・祖父)も出て来るのですが、なんとなく3部を彷彿させる場面が多かった気がします。
ジョジョのアニメは何度見ても面白いのですが、この本を読んでからだと、またちょっと違う気持ちで3部が見れるんじゃないでしょうか。
タイトルの「悪霊的失恋」は、仗助と涼子のことになるのかな?
と私なりに解釈しましたが、そんなに恋愛要素が強めな印象はなかったです。
わたしはこの本で、仗助というよりはホル・ホースがカッコよく感じられました。
ただの女好きじゃなかったみたいで…。
何だかわたしの中で彼のイメージが変わった気がします。
ジョジョ3部の思い出が蘇る…泣
特に、わたしは3部の花京院が好きなので、冒頭のエピソードはグッとくるものがありました。
涼子が自責の念を感じているのも、すごくよく伝わってきましたし…。
そういえば、花京院典明って最初はDIO側だったんですよね。
承太郎たちの仲間に加わったのがけっこう序盤だったので、すっかり忘れていました。
この本で少しだけ花京院の最期に触れている文章もあって、切なかったです。
まとめ
ここまで、ジョジョのスピンオフ小説「クレイジーダイヤモンドの悪霊的失恋」の簡単なあらすじやわたしが読んでみた感想をまとめてきました。
文章の中に会話が多いこともあって読みやすかったですし、「ジョジョの奇妙な冒険」をあまり知らない人でもストーリーが理解しやすいのではないかと思います。
もちろん、わたしのように中途半端にジョジョを知っている人間でも楽しめました!
ですので、ジョジョに詳しい方はもっとストーリーをかみ砕きながら読み進めることができると思いますよ。
コメント